大阪生薬協会は昭和33年設立以来、漢方製剤や生薬製剤の原料である生薬の品質確保や安定供給を求めて、技術部会や栽培部会などを通じ種々の取り組みを行ってまいりました。
最近は、PIC/S対応、生薬の国内栽培などの問題が生じております。
また、医療用医薬品である生薬製剤に対する医師や薬剤師から安定供給に関する強い要望もあり、適正な価格で安定的に供給するためどう対処するのかといった価格の問題も出てきております。
私たちは、より良質な生薬の安定供給という使命を発揮するため、会員企業の皆様と情報をしっかり共有しながら、関係行政庁への要望、日本薬局方や日本薬局方外生薬規格集の改定への意見提案、行政関係通知の周知、品質確保のための研修会や講習会の開催、各種相談への対応などの取り組みを積極的に講じてまいります。
何卒、会員各社のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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